八つの顔を持つ大蛇
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丸ボイラーの種類と特徴 *丸ボイラーとは径の大きい胴を用い、その内部に炉筒、火室、煙管などを設けたもの。内だき式と外だき式がある。水管ボイラーと比較して・・・ ①構造が簡単、設備費が安い、取扱が容易 ②高圧、大容量に適さない。 ③起動から蒸気発生まで時間がかかるが、負荷の変動による圧力変動は少ない。 ④保有水量が多く、破壊の際の被害が大きい。 1)立てボイラー:狭い場所の設置、取付が簡単、移設容易、小容量、発生蒸気中に含まれる水分が多くなりや すい、掃除や点検が不便。 2)炉筒ボイラー:円筒形の胴内に胴を貫通する1本(コルニシュ)又は2本(ランカシャ)の炉筒を設けたもの 3)煙管ボイラー:胴の水部に燃焼ガスの通路となる多数の煙管を設けたもの。外だき煙管ボイラーは水平に置かれた胴の下にれんが積みの燃焼室を設けたもの、燃焼室の設計が自由に出来る。 4)炉筒煙管ボイラー:内だき式ボイラーで炉筒を含めて燃焼ガス通路を3パスとしたもの、煙管に比べ効率がいい、水管に比べ製作,取扱いが容易、伝熱面積(20~200㎡)蒸発量(10t/h)、パッケージ形式が多い、コンパクトな形状でれんが積み不必要、自動発停及び自動制御装置を設け、自動化されたものが多い。燃焼効率が高い、一端を閉じた燃焼室を設けた戻り燃焼方式、伝熱効果の大きい特殊管(スパイラル管)もある。